<   2005年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧
LENS
KKプロデュース第四弾「LENS」をDVDにて鑑賞。

おっとー!!
一個前の記事で↓何か言ってますけどそれも別に正直な感想だからいいんですけど間違ってはいないつもりですけど、でもゴメン、ちょー面白かった。「LENS」。

役者もいつもの人たち、久ヶ沢徹・西田征史・犬飼若浩が出ててそれとコバケンと大森南朋。
片桐仁は今回 出演はしてなくて、館内放送での活躍。観るまで大森南朋が出てるって知らなかったからウヒョーてなっちゃったよ。
でも正直この役は大森さんでなくても良かったなぁというか、つまりは大森さんらしさがあまり見られなかったんじゃないかしらという気がしないでもない。この人は映像で観る方がどちらかといえば好きだが、でも「隣の男」での名演技は忘れがたい。

アタシがどうにも好かないのは室岡悟だってことに、今回 彼が出てないことで気付いた。
あと犬飼さんも、んー? て感じで、だから二人 揃われると結構 辛いものがあるんじゃないかという推理。
「Sweet7」の時は二人が揃っててもどうってことなかったんだけどねぇ・・・。困るな。

役者・小林賢太郎がやはり好きです。
仕掛け人として裏で働いてるより、自分のネタは自分でやって欲しい。やっぱりそれが一番面白いんだと思うんだよね。
勿論、一緒にやってる役者さんそれぞれの面白さもあるし彼が全て! とは言いませんし言えませんけど。
でもやっぱり力のある人だよコバケン。

今回は彼の頭の良さが十二分に発揮されるホンだった、というのも気に入った要因の大きなひとつだと思う。
副題が「名探偵天城ノ事件簿 幽霊図書館篇」。推理ものです。
ものごっつ緻密で脱帽、とはいかないけども、やはり うまいと思う。
事件自体も、その真相も、それが明かされていく過程も。
謎解きの素晴らしさは倉持裕の「礎」が今のところアタシの中のナンバーワンなんだけど、それには及ばないまでも充分 楽しめる作品でした。小説にしてもちゃんと読めそう。

それに何より笑いの要素がふんだんにあったかんね。
前回公演が不満だったのはやはりそこに尽きます。
片桐さんの変態度が低いし小林さんは出てないし他の役者はイマイチ笑えねぇし。ホンが悪かったのかも知らんが。
久ヶ沢徹は前回も今回も面白かった。バカキャラやらすと片桐さんとはまた違う感じで面白い人だな。筋肉バカ、てキャラになれるからかな。

次にKKプロデュースもしくは小林さん作の芝居があるなら、是非ナマで。観に行きたいと思います。
ラーメンズの公演チケットが取れればそれが一番いいのだけどね・・・。

b0026230_3343968.jpg
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-31 02:37 | ラーメンズ
PAPER RUNNER
KKプロデュース第三弾作品「PAPER RUNNER」をDVDにて鑑賞。
久し振りに小林賢太郎の作る芝居を観た訳ですが・・・つまんない。なぁ。
と、思えてしまって我ながら非常に残念です。悲しさもつのる。
別にそこまで絶望的に面白くない訳ではなく、勿論それなりに楽しめるし笑えるんだけど、でも、新鮮味がもう まるで無い。
小林節に飽きが来た、というところでしょうか。
今年のラーメンズ公演「アリス」は相変わらず充分に素敵なステージだったので、お笑い芸人・小林は文句なく面白いんだけど。

小林さんのいいところは「人のよさ」が作品に滲み出るところだと思ってた。
どんなに酷い展開になろうと、悪は滅びるし善は救われる。大体にして、本当に憎むべきキャラというのは滅多に出てこない。みんな、何処かしら憎めないところのある愛すべき人たちで。
その「温かさ」が心地よかったんだけど、毎回それをやられてしまうと、流石に飽きない訳にいかなくて。
オチが読めてしまう。安心しきって観ちゃう訳だよ。悪いようにはならないから、て。
で、オチが読めても問題ないくらい過程に面白さがつまってるか、といえば残念ながらそんなことはなく。
今作は特に笑いのキレがよくなかった気がする。生ぬるくて、中途半端。爆笑を誘わない。

思うに、役者が下手なんだと思う。
毎回 同じメンバーでやるのを、まだ芝居を作り続けるんなら変えた方がいいんじゃなかろうか。
小林さんが自分で出ないなら尚更、彼の書く笑いを的確に表現できてかつ自分で化学変化をおこせるような、そんな役者を探すべきだと思う。いない筈はないから。

小林さんの手法にも飽きたし、役者の面子にも飽きた。
ここらでグワッと、変わらなきゃなんじゃないかしらねぇ。

これを観て思ったのは、自分の笑いの仕様がKERAに引きずられてるのかなぁ、ということ。
KERAの毒っぷりが、何かもう心地よすぎたんだよ。劇団健康を観た時に。
歯に衣着せずに禁忌的な事柄をオブラートに包むこともせずネタにしてしまう。
それが何かもう、アタシ的にストライクだったんだよねぇ。
「消失」のDVDをイキオイで買ってしまいそうだ・・・。

b0026230_3361492.jpg
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-30 20:25 | ラーメンズ
なーつのおーわーりー
金沢旅行記は気が向いたら写真ぐらいは載せることにします。適当マンセー。

-------

訳あって右手首付近に結構な火傷を負ってるのだけど、その傷が刻一刻と様相を変えていく姿を観察するのがちょっと楽しい。
自分の生命力というか、細胞分裂してんのかなーというのが如実に感じられます。一時間前とは確実に色が違うんだよね。
傷の周りのコゲは綺麗になくなってきて、焼けた皮膚はカサブタ状になったあと剥けて今はピンクの肉がチラ見。
本人は見慣れて大したことないんだけど周りからしてみれば結構エグいと思う。
まぁ でも多分そんな目立つ傷跡は残らんだろうから安心しといて下さい。>みなみ

-------

ツタヤ半額だったのでバイト帰りにCDを借りてきた。
PE’Zをやっとこさ聴こうと思って借りてきたらCCCDだった。くっそう!!
どうにかすりゃぁ取り込めるんだろうが、どうにかし方を調べるのがめんどい・・・。
去年だかのシティ・ボーイズライブの音楽が彼らだったのだよねぇ。相当カッコよかった。

-------

夏休み半分 終わっちゃうね。
夏も終わりだよ。
・・・・・・・マジかー。終わっちゃうかー。何か しょんぼりだな。
思えば今年の夏はいつもより嫌じゃなかったな。
結構アクティブに動いたからかな。バイトも頑張ったしな。うん。
だから2005サマーのアタシには丸をあげます。よくできました。
心残りは多々あるが。まぁ夏は来年も また来るよ。うん。うんうん。

-------

何か無駄に浮かれてる自分がムカつくので人間失格でも読んでヘコもうかなと思います。
元気なのは性に合わないんだ。
ウザい人な自分を見るのが嫌。
浮かれトンチキに制裁を。 
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-29 01:53 | 日々
MIDSUMMER CAROL~ガマ王子VSザリガニ魔人
何の予定もない2連休を満喫して足の爪なんぞ切っておったら ふとチケットの存在に気づいて慌てて出かけてまいりました。
千駄ヶ谷は日本青年館にて、秋に上演されます後藤ひろひと作、G2演出の芝居「ダブリンの鐘つきカビ人間」のプレイベント。
芝居の出演者トークと、昨年夏の舞台「MIDSUMMER CAROL~ガマ王子VSザリガニ魔人」の上映会。
ダブリンの方は片桐仁が主役をはるってことで当然チケットを取りまして、主役だからトークイベントも出る訳で、そりゃー仁君に会いに行かなけりゃと思い、ガマ王子の方は以前WOWOWで放映されたんだけど観終わる前に上から重ねちゃってたのでちょうどいいや、てことで出向くことに。

「ガマ王子」の仁君は割とチョイ役。割とまともで。変態ではなくてちょっとガッカリ。
後藤ひろひと、実はちょっと食わず嫌いだったんだけど(にぎやか過ぎる感じがしてどうもなぁ、と)、食わず嫌いが割と多い私なのでちょっと反省しまして、仁君も主役やることだし観てみようかな、と。中越典子が「ダブリン」に出るんだけど彼女のこともあんまり好きじゃなくて(特に理由は無い)、でも仁君を見逃す訳にはいかんしな、と。
キッカケは片桐仁。

さて食わず嫌いの後藤氏の作品、観終わってみたらば内容もがっちり濃くて無駄が少ないしねっとり過ぎないいい話だし、総じて、観てよかったーと思わせるものでした。

舞台は病院。「お前が俺を知っているというだけで腹が立つ」が口癖のどうしようもないジジイ・大貫を始め、7人の入院患者。看護婦が2人に1人の医師。
主演は長谷川京子と伊藤英明。ハセキョーは看護婦で、伊藤は子役あがりの売れない俳優で自殺未遂をおこしては病院に転がり込んで入院していく。

も、ねー。ハセキョーが下手で下手で。どっ下手くそなのね。知ってたけど。もーホント下手。
何でこの人 女優やってんだろねー。CMだけやってりゃいいのに。下手くそー。
伊藤はそれなり。生で見たらかっこよかったんだろうな。演技がTVっぽかった。

今作 抜群に演技が光ってたのは、パコちゃん役の加藤瑞貴ですな。
交通遺児で、事故の影響で眠ると記憶をなくしてしまう女の子。「たんじょうびおめでとう。毎日読んでね。ママより」とメッセージの添えられた絵本を持って、頑固ジジイの心を動かす。
中学生とは思えない演技っぷりですよ。いい子 見つけたなーてホントに思う。

頑固ジジイ・大貫を演じるのは木場勝己。このジジイがまた酷くて・・・途中退出、とまではいかなくても見事に不愉快な思いにさせてくれるジイさんでねぇ。
ワガママ放題で女子供にも容赦しない。その一貫した態度にはある意味 敬服するけどねぇ・・・。
じいさんがパコの病気のことを知らずに彼女を泥棒扱いして殴って、それがキッカケで彼は変わり始めるのだけど、だから彼の対比をより明確にするための演出なのだよね。あそこまで酷い人物を描いてやらせるというのも中々に勇気のいることだと思う。甘さがないから。本当に嫌なじいさんなんだよ。
「ここに先にいたのは俺だ、だからここは俺の場所だ」と言ったかと思えば、「俺がここにいたいんだからお前がどっかいけ」とか言っみたり。ホント酷い。
でもじいさんは変わろうとするんだ。パコに償いたくて、パコの心に残りたくて。

ハセキョー演じる看護婦が伊藤演じる青年に説教するんだけど、その時の台詞がかっこういい。
「あの じいさんは今変わろうとしてるんだ、変わるってことが どれだけ怖いか、お前分かってんのか? じいさんは今 怖がりながら戦ってるんだ」
的なことをね。正確ではないんだけどね。
変わることは怖いこと。変わることは戦いだ。
・・・・・・確かに、ねー。

後藤ひろひとの演技も中々。でもあの人はきっとああいう役しかできないのではないだろうか・・・。きっと幅広く色んな役をできる人ではなさそう。な気がする。

「パリアッチ」でカッコイイ姐御っぷりを見せてくれた瀬戸カトリーヌ、ここでもその目ぢからの強さは変わらず。ホントに目が光ってる気がすんだよこの人。怖いよ。綺麗だけど。
犬山イヌコも出てました。この人も仁君 同じく普通な感じで・・・もっとはっちゃけてる彼女の方が好きな身としては、物足りなさを感じずにはいられない。でもまぁこの芝居に関してはアレぐらいがちょうどよかったのだろうね。はっちゃけてる姿は「トーキョーあたり」で見れたし。うん。

トークイベントの方はあまり盛りあがらず。まぁウチは仁君さえ見れれば文句ないからいいや。
たのしみだなー。3年ぶりの再演だそうで、初演時は長塚圭史や大倉孝二が出てたそうで。それはそれで見たかったー。DVD買おうかなー。

-----------

久し振りに「紅の豚」を観た。やっぱりジーナさんは格好良すぎる。あんな粋な女になりたいものだ。ハリウッドにはボク一人で行きなさいね。て。くーっ。

「WATER BOYS」の最新かつ最終作は、まぁ2日間だし こんなもんかな、と。やっぱ映画が一番いいや。許せてもテレビシリーズの一作目までだなぁ。

そしてハチクロの最新刊を読む。真山が幸せになりそうな感じでえー。片思いの連鎖は切なすぎてどっかがどうにかなれば全部うまくいくのにっとは思っていたが いざ奴がリカさんとくっついちゃうとねー。山田と野宮があっさりうまくいっちゃうのもどうなのよ? て感じじゃないか。そして竹本君が一番どうにもなりそうもないじゃないか くそーう。彼のモノローグに涙が出そう。「ホントにへんだ 空がきれいで みとれたりしてるんだ」って! まるっきり「恋のはじまり」じゃないか! 花屋のーぞいたりーぃしてー。てさー。

ハイハイ分かる人だけ分かってください。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-25 01:23 | 芝居/舞台
福島に行ってきました。
金沢旅行記を放置プレイして、福島にドライブ旅行に行ってきました。
今度はひとりではなく友達5人と一緒。
もー楽しかった楽しかった楽しすぎた。
すーごい満たされた。カラダの真ん中あたりにある器がいっぱいになって減らない感じ。
何かもう色々やりすぎて時間感覚がおかしくて、とてもとても昔のことみたい。
昨日のこの時間には高速をひた走ってた。みんなと別れてからまだ24時間たってないんだよねー。変なの。

ほぼ1年ぶり(!)に車の運転をしてしまいました。死の恐怖を味わい味わわせつつのドライビン。みんな生きて帰れてホントに良かった。
これからは定期的に練習しよう。そうしよう。


もくもくの入道雲。謎のUFO雲。
モー娘に尾崎に中島みゆきにエゴラッピン。どんなときも愛は勝つぜガッツだぜ。
b0026230_1772393.jpg
晴れ渡る空と見渡す限りの田んぼ。近すぎる山の濃い緑。見通しのよすぎる道路。
友達の生まれ家。

迫り来る暗雲。雨女と晴れ男の拮抗。

滝を見ながら温泉。
風呂上がりのコーヒー牛乳。

花火大会に間に合うため、道なき道をゆく車。
酔い止め代わりのヤケっパチな歌。

雷光と花火の競演。奇蹟みたい。
豪雨の中の渋滞。雨上がりのスターマイン。

ゲーセンとカラオケと漫喫と釣堀が合わさってバスケもスカッシュもテニスも卓球もできるとこで夜遊び。
すっごい汗かいてバスケしたら足の裏の皮が剥けた。ビルケンで無茶しちゃいかんね。

友達のお家に帰宅。
朝ごはんのおにぎり。海苔の代わりにシソが巻いてある。美味。
b0026230_17153750.jpg
山の中の滝。
b0026230_17275419.jpg
水飛沫あびながら見上げる。圧巻。
b0026230_17303989.jpg
打たれに行く友達。
b0026230_17352032.jpg
笹舟。澄んだ水に流れる。
b0026230_17363533.jpg
木々の息吹。太陽の有難さ。

ガラス館。友達の昔。
クリスタルのキラキラ。お土産にふくろうピアス。
味噌団子。わけっこして食べる。
のんびりした空気のかけがえのなさ。


b0026230_17422426.jpg
河原でバーベキュー。
川の水が冷蔵庫。
b0026230_1833267.jpg
野菜切って準備万端。
火がおこるのを待つ。
が。ものっすごい雨に降られて車に避難。
全員ぬれねずみ。逆に上がるテンション。

友達んちに場所を変えて仕切りなおし。
カルビ。ロース。ラム肉。フランクフルト。かぼちゃ。なす味噌。卵料理。マシュマロ。わらびもち。

宿はペンション。
ひろーい部屋でハイビジョンDVが撮ってた二日間を振り返る。
ただの風景が映画みたい。
映像の力のすごさを実感。現実を撮ってても虚構は作れるんだなぁ。

クーラーが要らない涼しさ。
ほどよい疲れがすぐに眠りを誘う心地よさ。


b0026230_18707.jpg
雨の湖。
月曜なのに観光客の多いこと多いこと。

市街地を抜けて山の中の大内宿へ。
全員が眠りに落ちる中ひとり頑張ってくれたドライバー。
昔の家屋。木造で萱葺き。屋根に生える雑草。
お店をひやかしながら歩く。
b0026230_1813131.jpg

b0026230_18144895.jpg


田舎の風情を堪能して帰路につく。
帰り道を担当したら見事に車をこすりましたへこみました。ヘアピンカーブ連続の山道。
ホームセンターに寄ってスポンジを購入しこすってみたらちょっと消えた。でも削れてる。

福島から東京まで一度も休まず運転。自分のためとは言え、正直キツイ。
おかげで高速運転には慣れました。でも首都高は怖いや。

車返して、傷は見逃して貰えて胸をなでおろす。

大荷物 抱えて飲み屋で乾杯。
未来の展望とか10年後の自分へのメッセージとか、恥ずかしいものをDVにおさめる。
ホントにホントに10年後にみんなで観れるなら、そのために生きている価値があるって思った。
すごい濃かった三日間。
出会いの奇蹟に感謝。縁の深さに感謝。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-23 17:48 |
金沢旅行記 1
またもや行ってまいりました、石川県は金沢市。
ずーと行きたい行きたいうるさく言ってた訳ですが、青森でふと、行きたいなら行きゃいいべや! と思い立ち、21世紀美術館で今やってる展示が終わる前に急ぎ足で行ってしまえーってことであわただしく行ってきたのでありんすよ。

遅番でバイトして、それが四連勤最終日で、夜行バスで新宿を発ち8時間かけて金沢へ。
一日ぶらーっとした後、再び夜行バスにて来た道を引き戻し、早朝の新宿から一度 横浜に帰って軽く寝てからまたバイトへ。
強行軍とはまさにこのことですかねぇ。
でも、金沢でいい空気吸ってきたせいでしょうかね、今日は出発する日よりも元気に労働できましたよ。テンション高めで。
程よい忙しさだった、てのもあるのかな。お盆中は、日中は死ぬほど暇なのに夕方になると異常に混む、という日々だったので。何だったんでしょアレは。


8月16日。
バイト終えて22時、中央線で新宿駅に向かう。
早く着いても時間を持て余すだけなので、快速は使わず。
自分の苗字を書き間違い、勢い余ってガラスに突っ込み頭を打ち、クォン・サンウ等身大パネルにあやうく挨拶をしそうになる。バイト中はそんなん。いきなり頭痛してくるしさー。頭打ったせいか?
金沢行きが近づくに連れ気持ちは盛り上がるんだけどー。

新宿駅に着いて、でも出発時間まで まだまだなのでファッキンでご飯を食べ煙草を吸い本を読んで、何とか時間を潰す。
隣に座った若い女性二人組が仕事に絡んだ話をしていて、あーアタシも数年後にはこういう会話をするようになってんのかなーとか思いながら何となく聞いてた。
店内は意外に健全な雰囲気というか、ギャルいのがあんまりいないし明らかに高校生だろう おまいら! というのもいなくて、大体20代か、いってても30前半だろうなーていう。割に狭い年齢幅で。
一人の人は少なくて、そういう人もみんな大体ケータイを使ってる。メール打って電話して。一人でいても誰かと繋がってるんだねぇ。
そうこうするうちに何とか時間が過ぎて、バスに乗るべく新宿駅新南口のJR高速バス乗り場へ。
行ってみたら人の群れ。バス乗り場は一回 建物の中に入った所にあるんだけど、入場制限されてて乗車直前まで入れない模様。
昼間あった地震の影響で若干 遅れてます、て言ってたけど本当かねぇ。
ここから高速バス乗るのは3回目だけど、こんなに人がいたことってない。お盆最終日だからかなー。みんなこれからお帰りなさるのかい?
家族連れも結構いて、利用されてるもんなんだなーと感心する。でもアタシだったら家族旅行に高速バスは使いたくないな・・・。

23:40、やっと中に入ってバスに乗車。
三列シートのを予約したつもりが、乗ってみたら四列シートでげろーん。
春休みに大阪から帰ってくる際、隣に座ったサラリーマンに嫌というほどよっかかられた悪夢が甦る・・・。
が、動き出してみたら隣は空席でした。他の席は、他人同士でも結構 隣合ってたらするようなのに。ラッキィ。
夜行バスはシートを出来るだけ倒して寝てしまうのがよろしい。ある程度までなら後ろの人にそんなに迷惑がかからないし、どうせはその場 限りの他人様ですから。うん。

乗り合わせたアタマワルイ男集団がずーっと、マジでずーっっっっと喋ってたせいであんまり寝られなかったが(もうホント死ねばいいよ あいつら)、フジロックの帰りだというおじいちゃんおばあちゃんをバスに乗せてあげようとする男の人とか、微笑しながらフルチンで走りよってくる小便小僧とかの夢なんかを見ながら(我ながら・・・)金沢に辿り着く。

8月17日、7:00に金沢駅着。
b0026230_195718.jpg
金沢駅を見上げる。
相変わらず要塞みたいなところですなぁ。
中に入ると座って休めるところが全然ないんだよね。駅周辺にカフェとかファミレスもないし。
飲食店がいくつか駅の隅の方に入ってるものの、数は多くないし選択肢が少ない。
こないだは冬で外にいる訳にも行かず、唯一(無料の)椅子がある待合室で帰りのバスを待ってたんだけど、ホームレスのたまり場になってて正直 居心地は良くなかった。
ハードはデカくて綺麗なんだけど、ソフトももうちょいどうにかしろ? て思う。
トイレ少ないし。紙無いし。

することもないんで、まぁ また開館前の美術館でも見に行くかいねぇ、と思って歩き出す。
したら、駅から道路に出るところでこんなのを見つけた。前 来た時に見た記憶はない。
b0026230_192129.jpg
水で文字を描いてるのね。
他にも、時間とかKANAZAWA、ようこそ金沢へ、とか何パターンかあった。
「いいね金沢」のフレーズが気にいったので載っけてみる。

前回と同じ道を辿りながら、「金沢の台所」近江町市場にたどり着く。
b0026230_117629.jpg
中に入ってみるとまだ準備中でした。
そこでカメラを向けられればアタシの性格も変わろうってもんだが、勇気を振り絞ることは出来なかったよ・・・。
すーげぇいい被写体なんだけどねぇ。活気付く前の商店街。
勿体ないなーと思いつつ、あんまウロウロしても邪魔だろうから、とすぐに退散しました。小心者バンザイ。

おんなじ道ばっか行ってもつまんないなーと思って適当に道を曲がってみる。
百万石通りっていう大きな道を進んでいたのだけど、そこは銀行とか新聞社とか証券会社とかが並んでて、横道にそれると住宅街なのね。
条里制って言うんでしたっけ、区画整備されてて道はそんなに複雑ではないんだけど、趣きある古ーい木造家屋から鉄筋コンクリートのイマドキマイホームまで、大小 色んな家が並んで建ってるのが面白い。新しくても純日本風、てのもあるし、人が住めんのかいココー的な廃墟っぽいトタン小屋もたまにあったりしてね。
ふらふらしてると向こうに学校らしき建築物が見えたので行ってみる。
b0026230_1282827.jpg
そしたらコレがなかなか面白い学校で。金沢市立中央小学校、だったかな。
何とか言う人の武家屋敷の跡に建ってる、てことで、低めの塀とお堀に囲まれてるのね。
普通 学校っていうと緑のフェンスのイメージじゃない? 中が丸見えなの。
でもここは低いとは言え塀なのね。で、(多分 当時のものではないんだろうけど)お堀も、小さいものなんだけど橋があってそれを渡って校舎に入るの。
こういう独特なのはいいなぁ、と思った。校舎も綺麗でオシャレな感じだし。
この辺は住宅の目の前にもお堀の名残であろう小さな用水路が通ってて、玄関とか車庫の前に橋が渡ってるのが新鮮で面白かった。
雨で増水すると大変なんじゃないかしら?

b0026230_1375212.jpg
そのままぶらぶら歩いてくと、見覚えのある景色に出会う。
うーんここはもしや長町武家屋敷? と思ってたら飴屋の「俵屋」さんが。あーやっぱり。
b0026230_10421757.jpg
狭い道路を挟んで立ち並ぶ木造の立派な扉。
高級そうな料亭だったり資料館だったり誰かのお家だったり。古い歴史を持ってたりするんでしょうなぁ。

歩き続けると、飲食店と床屋・美容院がやたらと多い通りに入る。どのお店も小さめ。
チェーン店がずらっと並んでる光景より、なんだか穏やかな空気を感じるのは何でだろうねぇ。
どの店も、軒先に風鈴がいっぱいかかってる。名物か何かなのかしら。
b0026230_23485520.jpg
向こうの方に見えた妙にのっぺりした建物。
奥行きがなさそうな感じで、すごい違和感があったのよ。三角形になってるとか?

えー。
b0026230_23522921.jpg
居酒屋の黒板。

ひとしきり路地を歩いた後、また大通りへ。
百万石通りを香林坊の方へ。
香林坊は高級ブランドの路面店があったりするお買い物通り、なのかな。
109があるんだよ。でも別にギャルが集う場所ではなさげ。Right-onの看板の横にアニエスのウィンドウがあるのが何か笑える。
b0026230_2359130.jpg
109の道路 挟んで前にあった像。結構デカい。
何かのコンペティションの入賞作らしいです。キモいー。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-19 01:06 |
テンションあげていこーかぁっ
今日は朝もはよから起き出してヨドバシカメラに行ってまいりました。
目的はデジタルカメラ。
いい加減 古くなったし家族共同で微妙に使い勝手が悪いし給料日だし貯金ゼロ円祭実施中だし! てことで散財することに決めたのです。はい。

別に何が欲しいとかはなく、つーかどれも似たようなもんなんじゃないすか違うんすかーなんて態度で行ったんですが、マジ何を買っていいだんかワカンネェ。
ので、対象商品を絞るために「小さめで手振れ補正ついてるのどれですかー」てヨドバシのお兄さんに聞く。
したら、ふたつくらい候補を挙げてくれて、ていうか手振れ補正って流行ってんのかと思いきやそうでもないんだね。機能としてついてないのが殆どですよ、て言われて内心 驚いちゃったよ。
で、重さとか画素数とか電池のもちとか気になることを聞いて、最終的に決めたのがコレ。
b0026230_23485316.jpg

OLYMPUSの μ(ミュー) DIGITAL 800
ただ置いて撮るのも芸がないので左手に持ってみました。
そんな小さくもないが重過ぎることもなく、むしろちょっと重量あるぐらいの方が手振れしないし。
800万画素。
正直そんなに高くてどうすんのよ別に普通にL判で印刷して見るだけじゃない、て思うけどいいの。
大きいことはいいいことなの。
色はシルバーと紺の二色展開で、今まで味気ないのだったからなーと思って紺にしました。
後ろの液晶も大きくて見やすい。
今のデジカメは凄いねぇ。

買ってからタッキーがCMしてるヤツだ、て気付いて何となく悔しくなったけど、でもそんな不買運動するほど嫌いな訳でもないしなーて思い直す。そりゃそうだわ。
防水なのが嬉しいねぇ。

無事お買い物を終えてヨドバシを後にし、でもまだバイト行くにはちょっと早い時間。
今年の夏はまだ帽子を買っておらぬぞ! と思いながら過ごしていたので、帽子を買いにゆく。
店を選んで迷うほどの時間はないのでよく行く帽子屋へ。
念願のストローハット(ジャマイカ風)を手に入れました。
よしよし。夏はまだまだこれからじゃ。

さーデジカメ持って帽子かぶって、明日は夜行バスでいざ金沢へっ。
待っててアタシの心のふるさと。
四連勤あけ何のその。明日のバイト中はきっと元気でいれる筈。だ。うん。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-16 00:01 | 日々
気付けば世の中はお盆ですよ。
二泊三日の写真部夏合宿から帰ってまいりました。
長野県は白馬。
20人乗りマイクロバス+10人乗りハイエースの二台でゴー。
ハイエースは幹事長運転だけどバスは彼の友達で写真部員とは全く無関係の他大の方が行き帰り延々と運転してくださいました。こういう人、たまにいるけど凄いよね。思考が読めない。アタシだったらよほどの条件つけられん限りやらんなー。

去年 入ってたサークルだと、バス会社のを一台 貸切にして、ぐだぐだ覚悟で目的地までレクリエーションやったりするのが普通だったから、まったり好き好きで話しながら行く旅はなかなか新鮮でした。
それ以外でも、やっぱり持ってる空気が違うなーと思うところが多々あったので、馴染めなかった自分をあまり責めるのはやめてあげようと思います。ただでさえ順応力ないんだし。うん。

夕方前に宿について、夜のバーベキュー&花火大会までうだうだ。
外に散歩しに行ったり。すぐそこがゲレンデで、青い芝生に覆われた山の斜面と向こうに見える青い山脈が美しい。空気もやっぱり美味しいし、湿気がないからそれ程暑くないし。
アタシが唯一 写真を撮ったのはこの時です。
別に写真撮影大会をするでもない合宿で、批評会とかもないし、何せ持ち物の時点でカメラは任意、とか言われてて(まぁ流石に持ってこない人はいなかったろうが)、撮りたかったら勝手に撮りな、て雰囲気で、青森でいっぱい撮ったアタシはちょっと満腹感があってあんまり気分じゃなかったので、結局5枚ぐらいしか撮らなかったのです。
勿体ないっちゃ勿体ないかなという気はするが。
面倒くさくてデジカメも持っていかなかったし。ていうか行くこと自体、大分 面倒くさかったんだけど(旅に出る前は得てしてそうなる)。

二日目はスポーツ大会で、バレーとバスケとフットサルとドッヂボール。
みんな文科系かと思いきや結構スポーツやってた人やってる人がいてそれなりに盛り上がる。
ていうかこんな一日中 運動していたのはいつ振りだろう。おかげでひどい筋肉痛ですよ。

雨が降ってしまったせいで三日目のパラグライダーが中止になり(かーなり残念)、予定変更で長野五輪のときに使われたジャンプ台へ。
雨が降ってましたが、どこぞのチームが合宿でもやっていたのか、練習してる選手が結構いて、緑のジャンプ台を飛ぶ人たちを見ることができました。
飛ぶ位置のちょっと上に見学用の展望スペエースがあって、そこから飛ぶのを今か今かと待つ訳ですが、選手としては気持ちいいものじゃなかろうなぁ。
とか思いつつ、写真撮影 禁止されてるのに写メで連写しちゃいました。てへ。
b0026230_091328.jpg
ラージヒルのジャンプ台から。
高いところは大好きなんだけども、ここに登るまでの階段が怖くてマジビビリした。
足元の木々が見えるんだよ。網網の鉄板だもんだから。
上から見るとK点の印とか見えないんですよ。
よく飛ぶよこんなとこから。
気持ちいいんだろうけどさー。
危なくないならやってみたいね、て隣にいた知らない観光客が言ってましたが、まったくその通りだと思った。






そんなこんなの三日間。
まぁ それなりに楽しく。
新しい顔見知りはそれなりに増えたものの、結局 今まで同じ曜日に活動してた子らと絆を深める感じで。集団でひきこもり発揮みたいな。仕方ないなーみんなA型なんだもん。うん。

夏の旅はあと三つほど。
金沢と福島と四国。北率が異様に高い今年ですが、それよりもまずこの外出の多さを褒めてあげたい。フットワーク軽いよ。このまま脱ひきこもりか? うーん。多分 無理。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-13 00:18 |
STOMP
バイト四連勤がやっと終了しまして。たかが4日。されど4日。キツかった・・・。
昨日は朝からバイトした後、劇団健康の「トーキョーあたり」を観て来まして、まぁその感想なりはそのうち気がむいたら。

今日は、前回公演(2年前)の時から行きたくて仕方なかった「STOMP」へ。
大抵のものは一人で観るアタシですが、これだけは絶対 連れが欲しかった。ので、友達 誘ってレッツ品川プリンスのステラボール。

「STOMP」は芝居ではなく、特別なストーリィもなく舞台転換もなし。
廃工場を思わせるステージで繰り広げられるのは、色んなものを叩いて音を出すパフォーマンス。
デッキブラシに始まり、手や足なんかの自分たちの体も当然、指パッチンとかお腹を叩いたりもするし、新聞や木箱、木の棒にアルミバケツ、ドラム缶とかパイプ椅子とかもあったし、水の入ったシンクを首からぶら下げて出てきた時には驚いた。
叩いて音を出してリズムを作る。そういうパフォーマンス。

すーごい気持ちよかった! よ。楽しかった。ショートコント風に何となくのエピソードがあったりもして、笑いも沢山。
とにかくスピードが凄い。なっんでそんなに早く手が動くの足が動くの! て。
総勢8人のストンパーがいて、8人ともちょーカッコイイの。イギリスの団体なんだけど、一人だけ日本人の女の子がいて(女性はあともう一人いた)、ムッキムキのお兄さんたちの中で互角に張り合っておんなじ格好良さを見せつける姿は素敵すぎた。惚れる。

ステラボールは基本的に音楽ライブで使われるっぽい所で、劇場ではないのね。普通はスタンディングスペースとしてあるだろう所にパイプ椅子が並べられてて、それはどうなのよ!? て正直 最初は思ったけど、始まってみたらそう悪くなかった。
でも、座りながらお利口に観るもんじゃあないねコレは。踊りだしたくなる感じ。

終わった後に席を立ってステージに駆け寄ってストンパー達とハイタッチできたってことで、見やすいだろう二階席(は、ちゃんと椅子が設置されてる。ワンドリンクつきで値段が高い)より一階席のが正解だった。と、思う。うん。

音って空気を振動させて伝わるんだ、て思い知る感動。
気持ちいいものですなぁ!

-----------

明日から写真部の合宿に行ってきま。
人見知り大発揮であろうが頑張って馴染んでくるさ。
楽しめればいいのですが。
帰ってきた翌日にまた朝からバイトってのがね。放っとけば絶対に遅番(昼から)にされるのにそこに限り朝番ですよ。そしてまた四連勤ですよ。でもそれが終われば金沢に行くのさ。ふふん。
がんばろ。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-09 22:53 | 芝居/舞台
キャッツ
3度目の劇団四季です。
おかんのおごりで、五反田でミュージカル「キャッツ」を観て来ました。妹も一緒に3人で。

キャッツシアターはその名が表すとおり、「キャッツ」のためだけに建てられた仮設劇場で、あらゆるものがキャッツ仕様になってます。
劇場自体に、もうでっかくCATSて電飾が光ってるし、車停めちゃいけませんよ表示とかトイレ表示も猫。

ロビーから舞台のある扉をくぐれば、そこはもうキャッツの世界。壁中に猫目線の大きさのゴミが貼られてるし、舞台の幕もないのでセットが丸見え。
舞台は円形で、ぐるっと、280度くらいかな? 客席がめぐらされてて、そのせいか小さく見えるんだけど実は1200席もあるんだよね。
四季の劇場は客席を狭くして一度に観られる客数を多く、尚且つ舞台と客席を近くしてるんだけど、それが顕著に表れてる劇場ではないかと思います。

キャッツシアターは以前 軽い見学だけさせて頂いたので、劇場に一歩 足を踏み入れた時の驚き、とは残念ながらもう出会えませんでした。
が、それでもやはりワクワクするものですな。照明落ちてお客さん入ってるとまた雰囲気違うし。

「オペラ座の怪人」に比べて、客層が幅広かったような気がします。老若男女。あーでも、あんまりおじいちゃんおばあちゃんはいなかったかな。子供率がちょっと高い。夏休みだしね。
なんか、偏見かもしんないけど、こういうの興味あるんだ? て感じのB系の人とかもいて驚いた。いや、見た目で人の中身 判断しちゃいけんですよね。うん。
綺麗に着飾った人もいれば、ふらっと来ちゃいましたよ風のTシャツのおばさんとかいて面白い。色んなタイプの人が観に来る、て点でも四季は他の劇団から抜きん出ているのかな、と思いました。大衆芸術として成り立ってる、てことだもんね。

さて、有名な割にそのストーリィを知らない人は多いんじゃなかろうかと思うのだけど(アタシだけか? 観るまで全然 知らなかった)、別に大したストーリィは無くて、年に一度 開かれるジェリクル舞踏会で、天井にのぼる猫を一匹だけ決まるんだけど、それが誰になるか色んな猫を紹介しつつ行方を追おう。という感じの、至極 単純で子供にも分かりやすい話。

ミュージカルはちょっとねーと言い続けてきた私ですが、いやぁ・・・・・・面白かった。
楽しめちゃったんだよねーキャッツ。何か悔しいんだけども、2時間半があっという間でしたよ。

踊りがねー、何と言っても凄く楽しくて。
大人数で足並み揃ってるものが好きなので。北朝鮮の軍隊の行進とか飽きずに見れちゃう人なので。
踊れる面積はかなり少ないであろう舞台上で20人・・・もとい20匹以上の猫が手足 振り回して踊るのは相当 苦労すると思うんだけど、でも綺麗に踊るんだよねー。日頃の修練の賜物なんでしょうなぁ。お見事。

特にスポットが当たってエピソードが語られる猫は10匹ぐらい。他の猫たちもそれぞれに名前があって個性もあるので、みんな観てるうちにお気に入りが見つかるんじゃないかと思う。
ちなみにアタシの目が釘付けになったのは、タントミールという名(パンフで確認)の茶色い雌のシャム猫。すっごい細いんだよこの人。基本的にみんなぴったりタイツで体のラインがモロに出るんだけど、この人は際立って綺麗な身体だったのね。
ほっそい! ほっそい! てずーっと目がいってたさ。

猫の世界は完全に擬人化されてて、政治が好きな金持ちのおっさんとか寝台特急のポーターとか泥棒カップルとか落ちぶれた娼婦とかが出てくる。
あらゆる悪事を働く悪役も出てくるんだけど、そいつを懲らしめようとかいうストーリィじゃないとこがいい。ジェリクルキャッツを決める権限を持つ長老的な爺さんがそいつにさらわれるんだけど、それはマジシャン猫紹介のエピソードにつながるだけで犯罪王は野放しのままなのね。そういうところが妙に現実くさい。
猫の世界を語るんじゃなくて、猫に仮託した人間世界の話。
人間が猫を演じてるのを観ながら、こういう統制がとれたことができる姿はやっぱり人間の特別性を表しているのだなぁ・・・などと考えてしまうあたり、アタシも子供じゃないなぁと思う。まぁ それで特に落ち込む訳ではないけども。

上質なエンターテイメントです。ストーリィにおいて深読みができない訳じゃないけど、それよりも、ただ表されてる世界を素直に楽しめばいいと思う。何度も観に行くようならまた見方は変わってくると思うけど、取り敢えず一度 観れば満足だし、一度は観ておいて損はないんじゃないかと。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-08-05 01:43 | 芝居/舞台