試写会に行ってきました。
特に誰の舞台挨拶もなく、普通に映画のみ、楽しんできました。 これは、ジブリ初のラヴ・ストーリィです。 とても真っ直ぐな愛の物語。 一緒に観に行った人は、女の子の方が好きそうな話だねといってました。 確かにそうかも。 『耳をすませば』は、私の中では恋愛ものではなく、青春応援ものという位置付けなので、やっぱり純粋なラヴ・ストーリィとしてはこれが初めてだと思う。 勿論、恋愛に総ての焦点が当てられている訳ではなく、要は、主人公・ソフィーが確かな幸せを掴むための最終目的がそれだったという話で。 『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』は争いごとのほうに焦点があって、その中にキャラクターの成長なり変化なりがあった。 今作の世界でも戦争が行われているんだけど、でも過去の作品との違いは、戦争はただの背景であって、あくまでも、真ん中にいるのはソフィーなんですよ。 だから、テイストとしてはそんなに重くないです。 コメディーなタッチも、より強くなっている気がする。 『千と千尋の神かくし』よりは、対象年齢は上な感じはしましたが。 ソフィーの前向きっぷりに驚かされた。 魔女の呪いでおばあちゃんにされる訳だけど、順応がものすごくいいのね。 でもそれは諦めたからじゃなくて、呪いを解こうという気持ちは常に抱いている。 現実を受け入れながらも希望を捨てていない姿を子供に見せるのは、すごくいいと思う。 ジブリは決して子供のための映画ではないけれど、やっぱり子供に見せれる作品を作っていって欲しいなと思う。 こういうもので、子供には育って欲しいと思うのです。 声優・木村拓也は、予想以上にいい仕事をしてくれてました。 やっぱりプライドがある人だから、中途半端なことはしないんだね。 ちょっと見直しました。 全然、キムタクの顔とか浮かんでこなかったしね。観てる間。 我修院達也と三輪明宏も素敵でした。 11月20日公開です。
by ling-mu.m
| 2004-11-08 20:17
| 映画
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