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何処を歩いても水溜りだった今日。
品川の、原美術館に行ってきました。
まー、何て分かりにくいところにあるのかしら・・・。
「←この先200m」の看板を偶然見つけなければ、果たして辿り着けたかどうか。
持ってった地図が大雑把すぎたよ。

本日の目的は「奈良美智 From the Deapth of My Drawer」。
80年代半ばからの作品展で、作品の選出と構成は、氏自らのものだそうです。
私が氏の作品ときちんと向き合うのは、これが初めてでした。

Gallery Ⅰ~Ⅴに、平面から立体まで、氏の様々な創作活動が展示されています。

絵画の多くは、キャンバス(なのかな?)が切り貼りされて一枚の布になっている。その重ね目が、傷跡のように見えて仕方なかった。切り傷を縫った後のような痛々しさ。でも何となく、そんなことは意識されてないんじゃないかとも思った。包帯をした子供がよく描かれてるところから、自分で勝手にイメージしたんだと思う。

ところで、描かれているのは子供なんだろうか、と何となく疑問に思っていました。氏はただ人間を描いているだけで、子供を描くつもりはないんじゃなかろうかと。
でも、Gallery Ⅳで見せている写真の被写体で、やはり子供を描いているんだと納得。

気に入ったのはドローイングの部屋。
額に入った“絵画”ではなく、ノートに無造作に描かれた、落書きのようなイラストたち。
すごく無邪気な、可愛らしい、ポップでキュートでリラックスした絵の数々。
Gallery Ⅱでは、下手すると女子高生が描いてそうな絵だよなぁとか、実はあんまり好きな作家じゃないのかもしれないとか思いながら見ていたのですが、Ⅳで一気に魅せられました。好感を持ったら、Ⅱの絵画も素敵に見えてくるから不思議です。
「自分はかめないよ」がとても好き。「魚」も。絵画では「孔雀大使」だな。
アムロに結構な固執を見せているのは何故なんだろう。

美術館自体がとても小ぢんまりしたつくりで、他の展覧会より作品数少なめかなーと思ったので、これならきっともう一週回れる! と、嬉々としてⅠから再び見て行ったのですが、やはり無理でした。無念。

いつも企画展を一回見るだけでお腹いっぱいになっちゃって、常設展まで見て行けないことが悔しいのです。うー。
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by ling-mu.m | 2004-10-05 23:35 | アート的な
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