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キレイ~神様と待ち合わせした女
テレビつけたまんま居間でうっかり寝ちゃって、起きたら「一週間の恋」てドラマがちょうど始まるところで、見るでもなく見てたけど杜撰 極まりない設定のドラマだった。
よくも まぁ、こんな薄っぺらい話を電波に乗せるもんだね。
斉藤 祥太・慶太が二人で出てた。慶太は相変わらず肌が汚い。ヒロインの女優は可愛かった。
結局 最後まで見ちゃったので文句 言う筋合もないかも知らんが。

その後「堂本剛の正直しんどい」が生放送でやってて、キングコング西野が長年 付き合ってた彼女に振られた話をしてたので思わずチャンネルを変える手を止めて見てたらHGと南海キャンディーズが出てきて雲行きが怪しくなり、中山きんにくんが決め手になって見るのをやめた。
HGは出始め当初は意外に面白い奴と思ってたけど、最近は調子づいちゃって駄目ね。
アンガールズがコントしてて、奴らのうんこぶりを再確認した。面白くない奴がテレビ出るならお笑い芸人を名乗るな。恥知らずめ。


そんなことしてるうちに3時になっちゃって、さっき寝たせいで目が冴えてて眠れなさ気だったのでWOWOWで「キレイ」の再放送を観ました。
二度目だけど面白さは劣ることなく、話の筋を知っているだけに細かいところに意識が散らせて また違う楽しみ方をできたように思います。
高岡早紀の憂いを含んだ無邪気さがいい。
子供時代のケガレとはテンションが違って、「大人になる」てことを明確に演出しているのかなと。
ケガレを大人にしたものは何かな。眠り続けた五年間かな。
撃たれて「儲けて」、お金に執着しなくなって、彼女は大人になったのかな。

クドカン演じるマジシャンのような、「ありえない狂気」は、怖いけど、目が離せない。
「贋作・罪と罰」の溜水のような、ねぇそれは君にとってどんな利益になるの? という、それは最終的に自分をも滅ぼすんじゃないの? という、頭がオカシイことをする人。
それによって他人を平気で犠牲にする狂気。
乙一の「ZOO」収録「SEVEN ROOMS」の犯人みたいな。
常人には到底 理解の及ばない狂気の恐怖。

そのマジシャンを恨むでもなく、ただ進路を阻む者として邪魔に思うケガレも、おかしいと言えば、おかしい。
人生を狂わされたのに。
ケガレは、何となくな、でも確かな前向きさを持ってる。それとも諦観がそう見えてるだけなのか。
でも、大人になった自分を「よしよし」となでてやることを、諦めている人はきっとしない。
彼女は生きようとしている。いつ如何なる時にも生きようとしている。無意識に。
でなきゃ元ダイズ兵の子供なんか生まない。あんなあっさりと生まない。多分。
アイダを生むことも、彼女にとっては生きることの延長なんだ。
だから、どんなに落ちても彼女は生きていける。大した悲愴感も漂わせずに。

ケガレの姿は、「死にたい」と思うことはまるで間違っていることなんじゃないだろうかと思わせる。
何も考えず、ただ生きる、それが本来あるべき姿勢なんじゃないかと。
でも、それは難しい。現実に立ち返えればすぐに分かる。そんなことは難しい。

見慣れたオカケンさんが舞台に立っていて、あー凄い人なんだよなこの人。て思い直した。
役者だなーと思った。プライド高そうなのに、あんなこともこんなこともしちゃう姿に。
芝居好きなんだろうなって思った。
でも阿部サダヲが好きな私は子供時代のハリコナの方が好きです。バカだから。

松尾スズキの描く「タブー」は、KERAの描くそれと違ってて、人間て個性があるんだとそんなところで考える。
色んなアプローチの仕方があるんだ。
作家って凄いな。

観終わったら外が明るかった。
夜の怖さをこうやってやり過ごしていくと昼夜逆転して駄目な生活になるのかなと思った。
こうやって引き篭もりと化していくのかなと思った。みんな夜が怖いのかな。
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by ling-mu.m | 2006-01-06 16:03 | 芝居/舞台
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