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四国旅行記 4
9月20日。
四国旅行、最終日。
朝もはよから起き出して、今治へ向かいます。
本日のイベントは、しまなみ海道をチャリで激走。目指すは広島県の尾道。
馬島、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島を結ぶ、全長約80kmの自転車道が整備されているのです。レンタサイクルは各島で乗り捨て可能。しかしウチらは尾道まで行ってやろうじゃあないか! と意気込んでいたのでした。
ちなみに必要最低限のものだけ持ち、荷物は宅急便で送り済み。

アタシはこの日、朝から腹の調子が悪かった・・・。もともと胃腸 弱いんですけど。日本人ですから。
今治へ向かう電車の中でもトイレと席を行ったり来たり。果たしてどうなるものやら、不安がりながらもチャリンコ借りて取り敢えず出発。
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前を行く連れ2人。走っている間、三分の一ぐらいは2人の背中を見てましたね。残りはどうしてたかっつーと、遥か先を行く二人を追いかけながら、一人で走ってました。
ええ。ついていけなかったのですよ。

いやねー・・・言い訳させて貰うとね、あれなんです。持久走は、遅いけどマイペースでなら割と長く走っていられる、ていうタイプ。高校まではそうだったの。多分。

1人になってみると、何処かではぐれているんじゃないかと不安になり、しかも多分どっかで待っててくれてんだろうなと思うと休むに休めず、チャリ降りるのもシャクだし(負けず嫌いなんですって!)、500mlのペットボトル一本とかいう舐めた装備だったから水分もすぐ尽きて、でも買ってる時間が勿体ない、ていうか買える場所が限定される(走ってるのは人が生活する島だけども、まぁそれなりに自然美が売りだったりする田舎な訳で・・・)から、いざ欲しい時に買えない。

ていうか基本的に軽装すぎた。そしてママチャリは間違いです。
たまにすれ違う人はみんな本気走りだったもん。スポーツバイシクルにグラサンで帽子とかヘルメとか、要はツールドフランス走るみたいな格好。それが正解。

箱根越えとか万博までとかチャリで走ってんのが如何にバカ(失礼)かってのがよぉーく分かったよ。間違いなく苦行だよコレは。

いや、景色は良かったのよ。海と山の中を走るのは気持ちよかったよ。橋を渡るのも清々しかったよ。
でも、アタシが走ってる最中に考えていたことと言えば、ケツが限界・腹が痛い・うんこしたい。
の、三拍子。それが主旋律で、副旋律に、このまま尾道まで2人とは会えないんじゃないか、ていうか口 聞いて貰えないんじゃないか(何故なら、アタシが坂道ぶっ飛ばして一番前になったもんで調子こいて表示をよく見ずに進んだ道がまったく反対方向だったから・・・。ホント、それが判明した時は背筋が凍りつきました。しかしそんな思いも1人で処理するしかなく)とか、そんなことをつらつらと。

そして、すっげー晴れてたくせにイキナリ降り出す雨。
遂に道を間違え迷子になるアタシ。繋がらないケータイ。終わりの見えない橋(長すぎだわ多々羅大橋!)。しびれる腕と口。ふいごのように胸が鳴るとはこのことか! て実体験。
追いついたかと思えば過呼吸になるし。醜態 晒し放題でしたわ。

体力勝負は1人の時に限るね。
いつか こっそりリベンジしに行こうと思います。でもチャリはキツいから原チャリか車で・・・(駄目じゃん)。

結局、雨は降るしアタシャ限界だし、てことで、生口(いくち)島で走破は断念。チャリを返し船に乗り、ぐったりしながら尾道へと渡りましたとさ。
写真の少なさが余裕の無さを表してます。デジカメで最初の方の風景を数枚。銀塩の方は出す余裕もありませんでしたわ。まぁ、レンズはずしたら付けれなくなってどっちみち使えなかったんだけどね。


尾道で銭湯に入り、ぐったりなった体を温める。
ズボンを乾かしたくてコインランドリーは何処かにあるかと銭湯のおばちゃんに聞いたら、無いけど家の乾燥機ででよければ乾かしてあげるよ、という嬉しすぎるお言葉。
ホントにもう、人の優しさに助けられっ放しの旅でした。感謝。
アタシも誰かに返さないといけませんね。ペイ・フォワードだ。


生気を取り戻し、尾道ラーメンでお腹を満たして夜行バスに乗り込む。
何か停留所がすごい沢山あってなかなか消灯にならなくて参ったさ。何故かテレビついてるし。そんなサービスは要らんぜよ。
一番前の席なのも初めてだったんだけど、足が伸ばせんのですね。席の指定ってできるのかしら。
消灯後はすぐ眠りにつきました。でも流石に12時間乗りっぱはキツいね。そんなに乗ってたのは初めてです。途中休憩できないし。煙草吸わせろやー。
しかし走れば目的地には着くのです。気付けば外は明るくてビルに囲まれておりました。
新宿駅西口に着。4日間+バス、の、四国旅行の終了です。

今回の旅で強く思ったことは、やはり一人旅も必要なんだということ。
今まで、一人でどっか行くのは仕方ないことで、一緒にそのタイミングで行ける人がいればそりゃ誰かと行くさーって人に言ってたし自分でもそうなんだと思ってた。のだけど、それは違うわ。
やっぱり、一人で見知らぬ土地に行くというのは、アタシに必要なことなのです。それは必ずしも寂しさを呼び起こすだけのものではなくて。
その時 覚えた感情を即座に隣にいる人に伝えられたら、そりゃ勿論 嬉しいことだけど、でも、その思いをじっと自分の中で醸成させることも、決して無駄なことではないのです。それだって大事なことなんですわ。

割と確固たる予感として、アタシは多分このままひとりで生きて死んでくんだろうなぁ、て、その思いが旅から帰ってきてからこっち強さを増しているのだけど、そういう覚悟を固めるためにも、必要なんだろうなぁと。
だから、次はまた何処かに一人で行こうと思います。
単純に修行的意味もあるし。
今回の旅はアタシの人間の出来てなさが端々に滲み出てて自分でも凄く嫌だった。
もう全然 未熟者でした。もっと何事にも動じない寛容で懐の深い心を手に入れなくちゃいけない。
アタシはまだまだ弱すぎる。
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by ling-mu.m | 2005-09-25 21:58 |
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