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PAPER RUNNER
KKプロデュース第三弾作品「PAPER RUNNER」をDVDにて鑑賞。
久し振りに小林賢太郎の作る芝居を観た訳ですが・・・つまんない。なぁ。
と、思えてしまって我ながら非常に残念です。悲しさもつのる。
別にそこまで絶望的に面白くない訳ではなく、勿論それなりに楽しめるし笑えるんだけど、でも、新鮮味がもう まるで無い。
小林節に飽きが来た、というところでしょうか。
今年のラーメンズ公演「アリス」は相変わらず充分に素敵なステージだったので、お笑い芸人・小林は文句なく面白いんだけど。

小林さんのいいところは「人のよさ」が作品に滲み出るところだと思ってた。
どんなに酷い展開になろうと、悪は滅びるし善は救われる。大体にして、本当に憎むべきキャラというのは滅多に出てこない。みんな、何処かしら憎めないところのある愛すべき人たちで。
その「温かさ」が心地よかったんだけど、毎回それをやられてしまうと、流石に飽きない訳にいかなくて。
オチが読めてしまう。安心しきって観ちゃう訳だよ。悪いようにはならないから、て。
で、オチが読めても問題ないくらい過程に面白さがつまってるか、といえば残念ながらそんなことはなく。
今作は特に笑いのキレがよくなかった気がする。生ぬるくて、中途半端。爆笑を誘わない。

思うに、役者が下手なんだと思う。
毎回 同じメンバーでやるのを、まだ芝居を作り続けるんなら変えた方がいいんじゃなかろうか。
小林さんが自分で出ないなら尚更、彼の書く笑いを的確に表現できてかつ自分で化学変化をおこせるような、そんな役者を探すべきだと思う。いない筈はないから。

小林さんの手法にも飽きたし、役者の面子にも飽きた。
ここらでグワッと、変わらなきゃなんじゃないかしらねぇ。

これを観て思ったのは、自分の笑いの仕様がKERAに引きずられてるのかなぁ、ということ。
KERAの毒っぷりが、何かもう心地よすぎたんだよ。劇団健康を観た時に。
歯に衣着せずに禁忌的な事柄をオブラートに包むこともせずネタにしてしまう。
それが何かもう、アタシ的にストライクだったんだよねぇ。
「消失」のDVDをイキオイで買ってしまいそうだ・・・。

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by ling-mu.m | 2005-08-30 20:25 | ラーメンズ
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