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みちのく旅行記 4
7月27日。
8:00にケータイの目覚ましをセットしてあって一回 起きたんだけど、起きてあー雨だよぉげんなり。と思った記憶はあるんだけど、次に覚醒したのは9:00過ぎでした。
はなまるマーケット見ながら支度して、チェックアウト。

宿からすぐの遊覧船 乗り場に行ってチケットを買って、奥入瀬丸に乗船。
乗客、アタシ一人。
・・・ま、こんな朝っぱらから雨の十和田湖遊覧しようって人もいないだろうね。
大体 観光客自体が少ないんだしね。うん。
多分300人ぐらい乗れる3階建ての船で、子ノ口まで戻ります。約50分。
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十和田湖は鬱蒼とした木々に囲まれてる湖。
その木々は岩肌に生えてる。
何でこんな所に生えれんだろう。
生命の不思議だ。
雨で相変わらず視界は悪くて、でもそれはそれでいいものよ。
そう思ったもん勝ちだわね。
雨だー最悪だー来た意味がない、じゃあ、稼いだアタシが可哀想。ワクワクしたアタシが可哀想。

ガイドさん(間違えたり噛んだりしてたから多分 録音ではない・・・と思う)に色々 説明してもらいながら、短い船の旅を終えて下船。
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小降りながらやむ様子のない雨の中、奥入瀬渓流を歩き始める。
10:45出発。写真は十和田湖と奥入瀬川の境目。
子ノ口から石ヶ戸(いしけど)までは約9kmあるそうで。
ガイドブックによると3時間弱かかるコースを、目標は2時間で踏破すること。
何故ならば、12:57に石ヶ戸から出る八戸駅行きのバスに乗りたいから。
それをのがすと3時間ちかく八戸行きのバスがないのね。
ホント、公共交通の本数の少なさには泣かされました。
車が切実に欲しくなった。

とにもかくにも、歩き出す。
傘をささずに行きたかったんだけど、カメラが濡れるのが嫌だったのでさしながら歩く。
ひたすら緑。緑緑緑。
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もう何ていうか・・・生命に圧倒されんだよ。
もの言わないし自らの意思で歩きもしないし、まず意志なんてものがあるのかも分からないし、
でも、紛れもなく命なんだよ。
生きてんの。取り囲むもの全部が。景色が息をしてるの。植物も水も。
種が落ちて生えて伸びて、それが当たり前で文句を言うとか言わないとかそういう次元じゃない、生きるとか死ぬとか選択することじゃない、ただ生きて成長してるっていう。
その単純さが羨ましくて妬ましくて清々しかった。
歩いて歩いて歩いて歩くしかなくて、黙々と歩く。ざくざく歩く。
歩きながら写真を撮って、撮ってくうちに自分が撮りたいものがちょっと分かってくる。

昨日バスから眺めた滝の数々は、直接 見ると大分 印象が変わる。
やっぱり、それなりに迫力があって見甲斐があるものだね。
何かの拍子に地面が割れて川ができて滝ができて湖ができて。
観光用に手を入れられたりわざと保護されていたり、そういうことも含めて長い歴史の一部。
地球の一部のちっちゃな歴史。

歩く歩く歩く歩く。
緑色に囲まれながら歩く歩く。
すれ違う人がだんだん増えてく。
ちょっと年いった夫婦とかちっちゃい子のいる家族とか若い女の子の集団とか。
同世代くらいの男の子が一人で歩いてて、おつかれーって言ってくれたのが妙に沁みた。
歩く歩く歩く。

石ヶ戸まであと2kmぐらい、てところでにわかに空が明るくなる。でも雨はやまない。
狐の嫁入り。
緑に降る光に、俄然テンションが上がる。
タイムリミットに追われながら歩く歩く歩く。
途中にもバス停はいくつかあって、そこでいくらか待ってれば目的のバスに乗れるのに、意固地になってどうしても石ヶ戸まで歩きたくって立ち止まらずに歩く。
あと20分だーでも石ヶ戸のバス停が見えない。
晴れたせいで気温が上がって汗が流れてくる。雨はいつの間にかあがってた。
歩く歩く歩く。最後はちょっと走る。
大きく曲がった道を折れて、現れたログハウス風の休憩所。着いたよー!

12:50。
ギリギリで、石ヶ戸のバス停に無事、到着しました。つかれたー。
目標達成。勝った!(誰にだ。結局は勝ち負けかよ・・・)
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歩き終えたあとの足元。
すーごいぬかるんでたのね。
遊歩道が整備されているとは言え、土ですから。
水溜り入りまくりよ。







休憩しつつバスを待って、八戸駅に向かう。
空はすっかり晴れわたって、自分で歩かなくていいって何て楽なんだ・・・と思いながら一時間半。
15:00前の新幹線に乗り、18:00過ぎに東京駅着で、ただいま。
家族へのお土産に買ったにんにくせんべいがマージうまくて、これは是非みんなにも食わせたい。
青森はにんにく生産日本一なんだって。りんごと米だけじゃなかったのね。
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by ling-mu.m | 2005-07-31 00:09 |
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