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みちのく旅行記 1
久し振りに旅カテゴリが使える喜び。
夏休み突入と共に、東北地方に一人旅してきました。
7月中にどっか行くかなーと考えていたところ、たまたま読んでた漫画に青森に五能線て鉄道が通ってる、て出てきて、じゃあそれ乗りに行くかーて目的地を決定。さして深い意味は無し。強いて言うなら気持ちは割と北にはあったかな。何となく。

7月25日。
諸般の事情により心身ともにちょっと衰弱気味での出発。ついでに徹夜明け(懲りてませんスイマセン>某2人)。
出発から時間ギリギリの旅。まず家を出るのが遅かった。8:13発の東海道に乗るのに、横浜着いたのが8:10ぐらい。しかも定期が折れてるせいで(生身で尻ポケに入れてるからです・・・)自動改札でひっかかる。くそう。
朝の通勤ラッシュの東海道線はいつも通り不愉快 極まりない混み様ですが、くそうお前らなんか所詮 社会のいち歯車でしか無いちっぽけなサラリーマンなのだ! とか割と意味の分からない悪態をつきつつ、でもアタシは夏休みだもんねへへーんとか頑張って優越感を保ちながら堪える。いつか自分も歯車になることは考えなくてよし。

8:52東京駅発の秋田行き・こまち7号に乗るのに、東京に着いたのが8:43。みどりの窓口でハラハラしながら並んで、切符 買ってホームにダッシュ。
アタシにとって、新幹線=東海道本線だったから、こだま・ひかり・のぞみ以外の新幹線って新鮮。そして秋田行きには自由席がないんですって! 全席指定なんですって! えー。知らなかったよ このヤロウ。
新幹線は無事に発車して上野・大宮の順に停まり、「大宮の次は仙台に停まります」のアナウンスにビックリする。いきなりそんな遠くかい!
いやー。世間知らずがバレるわ。まぁ世界広げるための一人旅だから。これも勉強。

睡眠をとろうと試みるもののうまく寝付けず。隣のサラリーマンがすげぇ動くのね。うざい。
仙台を過ぎた辺りから うつらうつらして、どっかで(大曲かな)進路変更(車両が逆に走り出す)をしたんだけど、そこで起きる。
頭は割とすっきりして、外はすっかり田園風景。雨から逃げるように関東を出て、曇り空で心配だったんだけど秋田はのどかに晴れてました。このまま晴れ続けてくれるといいなーと楽観視。

約4時間かけて、12:56に秋田駅着。階段を登って改札へ・・・・・・ちっさー。自動改札2機ぐらいしかないのに駅員さん5人くらいズラーッて笑顔で。怖いよ。
みどりの窓口で青春18切符を購入して、奥羽本線のホームへ。
行ってみたら電車のドアが閉まってて、まさか乗り遅れかーっと思ったら、電車に備え付けのボタンで乗客が開閉する仕組みなんだそうな。そういやどっかで聞いたことあるなーそんな話。冬の寒さ対策ですか?

13:13、秋田駅を出て1時間10分ほど電車に揺られる。
今回は、とにかく移動時間が長い旅です。電車でもバスでも。路線が無くて本数も無いからどうしても そうなってしまうのね。

14:20、東能代駅着。長かった・・・。目の前に座った「ジジババの家に子供だけで遊びに来た」風情の少年2人(横におじいちゃん)がうっるさくてさー。背格好が一緒で着てるものが全部おそろいで名前も かずきとゆうき、てあたりからおそらく双子ではなかろうかと予想するんだけども、アタシの隣に座った女子高生2人(冷やし中華を具ナシで食べるのは空しいか否かを語り合っていた)が彼らを見て可愛いねー、子供欲しいなーと抜かすのを横目にあーこういう感覚を持ち合わせないアタシって心底 子供が嫌いなのね と再確認。
ところで能代ですよ。能代工業ですよ。田臥勇太はまだ向こうに残ってるのかしら。

東能代で乗り換えて目的の五能線へ、いざ。やっと写真を撮り始める。
今回はデジカメとフィルムカメラと両方 持って行きました。でも主に撮ったのはフィルムの方。
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広がる田園風景。概ねこんな具合の景色。駅舎は何処もちっさいし木造。途中までは無人駅が殆どのようで、降りる時に車内で運賃を払う方式。ちなみにドアは自分で開閉。うーん、田舎。素敵。
制服の子供たちが沢山 乗ってた。部活とか補習とかで学校があったんですかね。色んな制服を見たので、あの辺は学校が多いのでしょうか。女の子は きもち素朴でギャルくない。よい。
何弁なのか細かいことは分かんないけども、東北っぽい言葉で喋ってんのねみんな。
「わだば好きな人いてさー。ガッコのセンセなんだわー」とか(作ってないよ。ホントに言ってたのよ)。

五能線は日本海に面して海岸線をなぞる形で通ってる鉄道です。JR線ね。
本数が少ないんだけど、観光鉄道ではなく生活に根ざした線のようで、しかしこれ乗って学校に行ってるような子は不便で仕方なかろうなぁ・・・。と、制服の子が降りるたびに思いました。
大人はみんな車で生活してるんだろうね。

本数は少ないんで容易に途中下車ができないのが痛いところなんだけど、ひとつぐらい寄り道をしよう、と思って あきた白神駅で下車。15:00過ぎぐらいだったかと。
車窓から海が見えていたので、駅舎の隣の観光センターみたいな所で歩いていけるか聞いてみたらすぐ近くだと。
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天気はもーすっごい良くて夏の暑さでした。目の前に海があって走らない訳がないわー。
トレーラーハウスを抜けて(キャンプ場があるのね。テントがいくつか張ってあった)斜面を下ると、車道の向こうに階段が。





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浜辺ではなく いかつい岩の向こうに日本海が広がってました。
泳いでる親子が一組とバーベキューやってるグループ、釣り人のおっちゃん2人。
夏休みといえど7月の平日だからね。そんなもんなんでしょう。
釣りのおっちゃんに話しかけたら、日本海は日没が最高よーと教えてくれた。台詞の8割ぐらい何言ってんだか分かんなかったんだけどね。正直ね。

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あっつい中 気がすむまで写真を撮って、流石に疲れたわー水分が足らんっ。
てなったので、かき氷を食べました。
レモン味200円。うまい。
ひろーい駐車場のある小型サービスエリア? て感じのところだったんだけども、車は停まってないわ人はいないわ、やっぱり まだシーズンには少し早めなのね。
海を背に振り返れば山。緑濃い山。これが世界遺産・白神山地ですかね。
今回 白神山地のトレッキングはしなかったのだけど、機会があれば是非 行きたい。十二湖めぐりとかしてみたい。でも一人でトレッキングは何かめげるから誰かと一緒がいい。

ひとしきり歩いて、流石に熱射病が心配になり大人しく駅で電車を待つ。
また五能線に乗って、宿をとってある艫作(へなし)駅へ。
しかし困ったことに夏の間はダイヤが変わるとかで、4つ行った先の岩館駅で50分 待たされる。
事情は良く分からんのだが、まぁ どうしようもないので待つ。
ちょっと外に出て写真を撮ったりもする。時は夕暮れ。
実は今日の宿というのが、海岸に作った温泉に浸かりながら日没が見れるというのがウリの所で、つまり日没に間に合わないと宿代を奮発させた意味がパーになるのでちょっと不安だった。
夏だしまだ5時台だし大丈夫よーと自分に言い聞かせつつ待つ。
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しかし車窓からの夕日もなかなか。五能線に乗りながら眺める日没というのも、またオツなものかもしれませんな。
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落ちる太陽に照らされて輝く日本海を見ながら、まだ沈む前に艫作駅に着。18:20ぐらい。
そこから宿に電話して車で迎えに来て貰う。走ってみたら全然 歩ける距離で何だか申し訳ない。
今日のお宿は黄金埼 不老ふ死温泉というスゴイ名前のとこ。
日頃 死にたい死にたい言ってる奴が不老不死とはまた矛盾した話じゃねぇかってなもんですが、まぁそこはご愛嬌。アタシは夕日を見ながら温泉に入りたかったのだよ!
チェックインして、今日の日没は19:00ぐらいですよって言われて ひと安心。
照明がないから露天風呂は日没までの営業なんだそうです。

ちなみに部屋はビジネスホテルのシングルルームみたいな洋室。旅館なのに一人用の部屋がある、てのはある意味 有難いですな。ホントは和室がよかったけど予約した時には満室だったらしいです。残念。

部屋に荷物を置いて、いざ。海岸に建てられた温泉で、お湯はかーなりぬるめです。日没見るために長湯するからなんだろうけど、それにしたってぬるいよー。風もあって寒いくらいでした。
でも、水平線に沈みゆく太陽にはやはり言葉を失いますね。綺麗。
あれがすーごい遠くのこことは全然 景色の違う場所にあるっていうのは、正直 想像がつかない。
不思議。
うーん、しかし、これなら お風呂 入るより写真が撮りたかったかなー。ちょっと舌打ち。
でも まぁ、自分だけの記憶ってのも悪くはないかな。うん。

露天 出て、正直そのままじゃ寒いので大浴場であったまってサッパリ。
部屋に帰って、食堂でゴハンー。
ひとりで豪華なゴハンは結構 さびしい。しかも体調の都合であんまり ものが食べられない。
普段ならモッタイナイオバケが出る精神、ご飯粒を残すと目が潰れる信仰のアタクシですが、今日ばっかりは仕方がない。食べれるものだけ頂きました。味は、まーそこそこ。
ご飯の美味しさって一緒に食べる人とかその場の雰囲気に左右されるところが大きいからね。
一人旅には素泊まりだな、と学習。
ていうか一人分にしては量が多すぎです。写真はうまく撮れてなかったので断念。

ゴハン食べ終わってまだ20:30。
することないしテレビつまんないし、徹夜だったから眠いしで、日付が変わる前に就寝。
一日目はこれにて終了。
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by ling-mu.m | 2005-07-27 23:19 |
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