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僕のポケットは星でいっぱい
新宿のシアターアプルにて、キャラメルボックスの劇団創立20周年記念公演「僕のポケットは星でいっぱい」を観劇。

こないだKERA・MAP観に行った時もシアターアプルだったんだけど(結局レビューあげてないな・・・)、結構 前の方の席だったんで、劇場全体を見渡すということをしていなかった。
今回はかなり後ろの方で(20列目)、実はそこそこデカイ劇場なんだと認識しました。中劇場。コマ劇場にも一度 行ってみなけりゃ。

この、演劇集団キャラメルボックス、キャリアも長いし、「演劇ぶっく」4月号の演ぶチャート2004に俳優も演目も上位にあったので、多少なりとも期待して行った訳ですが。

しょっぼ!

びっくりした。何かもうすごいしょぼくてビックリした。
話も台詞も演技もしょぼい。もーしょぼしょぼですよ。困っちゃいますよ。

母親が癌で死にそうって知った少年が、治療法や特効薬を持ち帰ろうと未来にタイムトラベルする。飛んだ先で待っていたのは未来の自分と家族たちで、母親は既に死んでいた。しかし少年はその事実が受け止められず、母親を救う術を求めて未来の時代を奔走する。

要はー何だ。ボーヤが、おかんが生きているうちにもっと大事にしたらんといかんよね! とか悟っておうちに帰るってゆう。そんな話。

まず、少年役のヒト(設定が12歳だからか、女優がやってる)がへたっぴぃ。何考えて言葉を発してるんだろう、と思った。なーんも伝わってこやせんもん。
それは、台詞が陳腐だから、というのもあるかもしれない。「台詞」て、括弧書きで書きたいくらいに何処までも台詞でしかなくて、作られたものでしかなくて、このお芝居をするためだけの言葉でしかなくて、中身がない。ぺったんこ。信憑性がひとっかけらもない。
話もズサン。子供だましかよ! て言いたくなる。てか、子供向けだろコレはと思う。小・中学生に見せとけよって芝居。学生演劇をほうふつとさせる舞台。
熱血なノリも駄目だったな。チンケな教育ドラマみたい。健全すぎてうざい。


今回のこの企画は、ハーフタイムシアターという、劇団独自の上演形態をとったもので、上演時間が一時間。つながりのある「広くてすてきな宇宙じゃないか」というもうひとつの物語と交互に上演をしている。
一時間で、ひとつの物語を。
正直、物足りなさを感じるのではないかと思いながら行った。短すぎるんじゃないかと。
でも、長さに関しては特に何も思わなかった。話が駆け足になってる訳でもないし、密度が薄い訳でもない。
ということはつまり、正規の長さのものを観に行ったところで、今回感じた不満は払拭されないということなのだろうか。
そう思うと、もう一生 観ないかもしれない・・・。
でも、これだけ人気がある劇団なのにここまで不満だらけっておかしくないか。この演目があまりにもあまりにもなだけなんじゃないのか。と、希望を捨てたくなかったり・・・。
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by ling-mu.m | 2005-05-22 22:53 | 芝居/舞台
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