17:50に授業を終えて19:00開演の芝居を下北沢にて観るという計画。
ジョルダンによると移動時間は正味30分ぐらい。劇場は駅から徒歩5分。ちなみに初訪問。 問題は、目安で示されてる「徒歩時間」の倍ないしはそれ以上かけないと劇場に辿り着いたことがない、という実績。 不安を抱えながら5限を終えてダッシュで出発、下北沢に着いて南口を出て劇場を探し歩くこと10分(案の定)。何と開場時間前に到着。今日はかなり優秀だったな。 という訳で、下北沢はザ・スズナリにて岩松了3本連続公演第一弾「アイスクリームマン」を観劇。 咳が止まらないので、以下いつか。書きたいんだけど死ぬかもしんないので寝とく。 ----------------- 追記。 岩松了は劇作家で演出家で役者もやる人。竹中直人の劇団に脚本を書いたり、小林薫と組んでユニットをやってたりする。 今回の公演は、岩松の初期作品を3作、新たなキャストで上演するという試み。 残りの2作も観に行きます。それぞれ観たい理由があるので。 今回の「アイスクリームマン」は、荒川良々を観るのが目的。舞台の彼をまだ観たことがなかったので。 山奥にある合宿制の自動車学校に集う人々による群像劇。 セットは宿舎のロビー。狭い中に大勢がひしめき合うが、窮屈さを感じさせないところは流石。 集うのは殆ど若者たち。季節は春になろうとしているところ。 学校や職場ほどに濃厚さはなくとも、ゆきずりの希薄さでもない、微妙に生ぬるい人間関係。 深入りはしないけど互いに興味がない訳ではなし、することと言えば誰かの噂話に花を咲かせるとか、そのぐらい。 聞いた聞いたあの人のこと? 狭い宿舎で話が伝わるのはあっという間。それでも伝わらない、蚊帳の外に疎外されてる人もいるおかしさ。 事件が起こるのはいつだって宿舎の外。舞台の外。 近所のラーメン屋に居候する家出娘に惚れた夜這いしに行く男がいたり、事務員の少女を訪ねてきた姉と卒業生が速度超過で事故ったり。 その間にも宿舎では違うドラマが進む。 時間はいつだって一直線に同じ方向へ誰しもに平等に流れていく。誰の人生も止めることはできなくて。 思い通りにいかない人生にもがく若者たち、思いが通じ合わないもどかしさと淋しさ。 あっけらかんと生きている人もいて、でも彼らの胸のうちもホントはぐちゃぐちゃかもしれない。 光が当たるところと当たらないところ。 見えるものと見えないもの。 見えないものを見ようとすること、見えるものを見まいとすること。 愛しの荒川良々はねぇ・・・何か、つまんない人だった。 「ジョゼ」とか「ピンポン」みたいに変な人じゃなかったからかな。 まともな演技してると何かつまんないなと思った。
by ling-mu.m
| 2005-05-19 01:40
| 芝居/舞台
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