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音に呑まれる、ということ
東京に進学しようと決めた動機のひとつに、大きな舞台が観れるから、ということがあった。
と思い出して、一念発起でblast!のチケットを取ったのは、まだ春の頃でした。

本日、観て参りました。場所は東京国際フォーラム。
すげーかっこいい! 舞台でした。そしてとても楽しかった。まさにエンターテイメント。アドレナリン大放出。
最前列・ど真ん中の席に、多少の不安を持ってたし、多少の不満も残ります。マーチングの発展系といえば早いか、とにかく視覚で魅せるショウと言った感じの舞台なので、やはり全体が見渡せたほうがその醍醐味が味わえるのではないのかな、と思うので。

でも、一番前で観られる人なんて限られてるし、と思えば得した気分にもなれ。そんなの気にならなくなるほどに、ワンダフルな演技と演奏をど真ん前で観れた訳だし。演者の表情はえらいハッキリ捉えられたし、ORANGEかREDか忘れたけど(覚えてたかったー)、ちょっと持っててねって感じでホルンを渡されちゃったし、エンディングで色んな人と握手が交わせたし。石川直とはニアミスったけど(でも演奏は目の前60センチの距離!)、演奏中から目をつけていた(失礼)パーカスのグラント・ブラトック(真ん中分け、くせっ毛の若い子)の手は両手で握り締めてしまいました。げへへ。
チューバのアントニア・フルモア(顎にピアスした黒人さん)の得意満面!俺がヒーロー!って感じの笑顔が、ものごっつ印象的でした。

一番好きなのはORANGEで、次がBLACKでした。
石川直がいるからじゃないけど、やっぱりパーカス、特にドラムに興奮。重低音が大好きなので。身体で音を感じられるじゃないですか。足元から直接入って来て、骨を伝わって音が満ちる。最高に素敵。
姪や甥が生まれたら、ドラムやるように仕向けよう。

音に呑まれる、という体験。久し振りに。
音の洪水の中に浸る。色んなモノが、浄化された気がした。きっと明日の朝にはすっかり元通りなんだろうけど。それでも、いいモノ観たわーって感動はきっとずっと忘れないし、こういう舞台が存在してて、神様みたいに演じきっちゃう人たちが要るって事実で幸せになれる。

しかし、観客は二時間じゃ物足りなくても、演者にしてみればえらい話ですよね。
長時間、ただ演奏するだけでも大変なのに、そこに汗だくになる程の演技だアクロバットだが加わる。それをこなしちゃうんだから。いやはや、とんでもない人達ですわ。

唯一の日本人ってことで、やはり石川直を自然と追ってしまいました。スカした感じの野郎だぜ! とか思ってたのに。なんか悔しい。
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by ling-mu.m | 2004-09-14 19:23 | 芝居/舞台
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