<< 二十歳の原点 「赤鬼」を観た理由とか。 >>
ふたつのスピカ
b0026230_21155466.jpg科目登録がことごとくうまくいかず腐敗しきったところに、追い討ちをかけるがごとく定期をなくした事実が発覚。醗酵寸前の最低気分をどうにかもたげようと本屋で衝動的に買った漫画。が、これ。

柳沼行・著。
メディアファクトリー、MFコミックスで7巻まで発売中。取り敢えず4巻まで買ってみた。

主人公・鴨川アスミは、人よりちっちゃくておっとりで人ならぬものが見えてしまったりする不思議ちゃん。そんな彼女の夢は宇宙飛行士になることで、困難な試験をくぐりぬけた末の養成学校生活が描かれている。

相当 恥ずかしい漫画です。
分類としては・・・そうね、金八先生あたりかしら。
なんのてらいもなく「友達の尊さ」を描いてしまう。真正面から真正直に。
「みんなで一緒に宇宙飛行士になろうね」つって、こう、手ぇ重ね合わせて円陣 組んだりしてね。
戻んない感じでひねくれちゃったアタシみたいな子は、我慢ならず身悶えてしまうようなシーンもしばしば。

でも、話はなかなか複雑で面白いのよ。
話の真ん中にでん、と居座ってる存在が、アスミが1歳の時におこった純国産有人宇宙船・獅子号の墜落事故。住宅地に突っ込んだがために、乗組員のみならず多数の民間人を犠牲にした大惨事。
アスミは勿論、彼女を取り巻く色んな人が色んな関わり方でその事故をしこりとして胸に残したまま生きている。
その人間模様が見ものです。

アスミにだけ見える「幽霊のライオンさん」がいい兄ちゃんで好き。なかなか切ない役柄ですが。
元気で口の減らない圭、美人で人付き合い下手なマリカ、幼馴染でぶっきらぼうな府中野、軽くて飄々とした秋・・・アスミを取り巻くオトモダチ達は、まぁ基本を押さえた設定かしら(何様だアタシは)。
マリカと秋は、家はお金持ちだけどいわくありげ、で、これからの展開に期待。

昔・・・小3ぐらいかなー、宇宙飛行士になりたかった時期あったよアタシにも。
進研ゼミか何かの「オシゴト事典」に、協調性ないと駄目ですって書いてあってすぐ諦めましたけど。ふふ。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-04-07 21:41 | 活字/漫画
<< 二十歳の原点 「赤鬼」を観た理由とか。 >>