<< 名古屋・岐阜旅行記 3 名古屋・岐阜旅行記 2 >>
HELL FIGHTER
今月2度目の渋谷は青山円形劇場にて芝居を観る。
InnocentSphereの「HELL FIGHTER」。
出演者がやたらめったら多そうだってんで観に行くことを決めたんだった気がする。あと、アクションファンタジーっぽかったから。

今から千年先の未来、この世はまた戦乱の時代になっている。沢山の国家に分かれ、国は大きな壁に閉ざされ、他国とは断絶された世界。
オボロの国の少年・ケイは、自分の手では何も変えられない世界を憎み蔑み、チンピラまがいのことをしながら、空虚に思える日々をただ生きていた。
しかし彼はある日記を手に入れ、それを書いた人間の子孫に会うため、ヤミクモの国を目指すことを決意する。その日記に書かれていたのは希望と光のあふれる世界。「世界は自分の手で変えられる」、初めて彼の胸に響いた言葉。
ヤミクモに向かうため、沢山の国を通り、仲間を見つけ、ケイは進む。

なかなか分かりやすい冒険活劇でした。ハラハラ・ワクワクはなかったけども(私はそもそもそういうものってあんまり芝居に求めない。芝居は、ある程度の予定調和が許されると思ってる。そこが映画との違い)。
2時間弱、でも長いとは思わなかった。飽きは来たけど、こないだ観た「アイノシルシ」よりはマシ。無駄がなかったから。

ケイがいきなり日記に感動して旅立っちゃうのには多少の違和感を覚えた。彼の言い分に説得力がない。彼が日々に飽き飽きしていることを前面に押し出してからなら、すんなり納得がいったのかもしれない。
出演者が多い(総勢24人)割に、上手いと思える役者がいなくて残念。一人だけ、声の出し方とたまの演技がなかなかだ、と思った人はいたけども。コウセン役の人。

OPが格好良かった。映像でリンクさせて役者の名前を出してるのは初めて見ました。
音楽もよかった。選び方と使い方。多少うるさいところはあったけど、まぁアクションものだとこんなものかなとも思う。

笑いが少なかったのが残念。題材がなかなかシリアスで、バランスとるのが難しかったのかもしれないけど、やっぱり「笑い」の要素がないと余裕がない感じが出てしまう。
無国籍な世界が舞台で物語もしっかりしてて、ていう類似性でどうしても「アイノシルシ」と比べてしまうのだけど、あっちはふんだんに笑いがあった。でも、「ただ笑わせること」に終始した笑いだったために、物語にとっては無駄になって、結局 余分な長さを作る原因になってた。
どっちもどっちだ。
喜劇ではない芝居の中の笑い、てすごく難しいと思う。バランス感覚がよほど研ぎ澄まされてなくちゃいけない。
そういうところが、小林賢太郎は凄いと思うんだよアタシ。
[PR]
by ling-mu.m | 2005-03-25 00:11 | 芝居/舞台
<< 名古屋・岐阜旅行記 3 名古屋・岐阜旅行記 2 >>