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徹夜兄弟
昨日 観に行った芝居の話。
芝居というよりコントライヴですね。
以前、某劇団のコントライヴに行った時、えこんなんで金とっていいと思ってんのていうか人前で披露していいと思ってんの頭イカれてんじゃないのてめぇら、と言いたい程に面白くなくて、小劇団(プロではない人)によるコントはちょっとトラウマになっていたのですが、今回は観たい理由があったので、勢いも手伝って行ってみてしまいました。

観たのはニセ劇団の第二回公演「徹夜兄弟」。
ここの主催者・丸二祐亮(まるに・・・読み方分かんない)さんが、なんとシティーボーイズライヴの作家さんをやってる人だというのです。
シティーボーイズ・・・大竹まこと、きたろう、斉木しげる という個人名のほうが有名ですよね、多分。この三人+ゲストで、毎年ライヴをやっているのです。私は中村有志といとうせいこうが出てた時が一番好きだ。
で、そのライヴの作家さんだってんで、こりゃきっと面白かろうよと。
トラウマ克服のためにもよかろうと。

思って、行ってみたらば。
うん。ちゃんと面白かった。
一人で行ったのに声出して笑っちゃったし。
いやー、やっぱ書き慣れてる人は違うわね。
演じ手もみんな役者やってる人だから、安心して観れた。ただの「面白い奴らの集団」じゃあ、コントはできないのだよねぇ。

でも、結局プロじゃないのよねーと思わせたのも演じ手たちでした。
最後に近づくにつれ、脚本との相性なのか疲れが出てるせいなのか、素が出過ぎてて気になった。勢いとテンションだけで笑わせようとしてて、これじゃその辺の芸人がやるショート・コントと変わらないじゃーん、と。
そこには明確な線引きが必要だと思うんだよね。
彼らは大根役者でも許されるけど(ホントは許したくないけど。でも世間の風潮がそうだから)、劇団としてお笑いをやるのなら、ギリギリまで演技をして、ここぞというときに素を見せて笑わせて欲しいのだ。あるじゃない? アドリブとかトチリとかの時に出る「素の面白さ」って。
それを大事にして欲しい訳だよ。言い方 変えれば、有効活用して欲しい。
だから、テンションだけでコントしちゃ駄目なんだよ。テンションの高い芝居をしなくちゃ。

正直、ホンの面白さに役者がついていってない気がした・・・いや、色眼鏡かも知らんけど。
これをシティーボーイズでやったら、て思わず考えちゃったもんね。

あとねー、これは個人的な話なんですが、私はどうも怒声と奇声に弱いらしい。
子供が嫌いな理由はそれか、と気付いた(遅)。カンニング嫌いなのもそれだね。
芝居してる時はいいのよ。怖いけど、それは聞き入っているがためにもたらされる怖さだから。
でも、素の状態でキレキャラをやられると、どうも不愉快で仕方ないみたい。
非常に微妙でわかりにくい線の引き方なんだけども、私の中ではどうやら明確に聞き分けているらしくて。
要は好みの問題、てだけなんだけどね。
今回、何やってもキレてる人がいてホント勘弁だった。
他の劇団の公演でキティガイの役しか見たことなかった人が、実はちゃんとまともに喋れるんだって知って感動した、というエピソードもあるけど(笑)
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by ling-mu.m | 2005-01-28 15:27 | 芝居/舞台
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