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good day house
b0026230_22573739.jpgとあるビルgood day houseのテナントに入った人々と内装屋、オーナー夫婦のオムニバス喜劇。
一階は兄妹経営のカフェ。二階は小学校受験の学習塾。三階はギャラリーで、オーナーが見初めた画家の個展が開かれる。
そこにカタクリ工務店からやって来た内装屋は、おせっかいで首突っ込みたがり。
かくしてドタバタないち幕が繰り広げられていく。

ラーメンズの小林賢太郎プロデュース作品。いわゆるKKプロデュースの第一弾。
片桐仁が内装屋、賢太郎さんは画家として出演。

一階、二階、三階、四階と話が進んでいき、最終的に、住人達がオーナー宅の四階に集まり、ある真相が明かされる。
一階はあんまり好きじゃない。小林さん特有のしつこさが、笑いに繋がってなくてただ飽きがくるだけのものになってた。役者が好きじゃなかったのかもしれない。
二階はそこそこ。お受験戦争に加担して金儲けしてやろうって連中の経営する学習塾。塾長と片桐の絡みがナイス。
ラーメンズファンとしては、やはり三階が一番 面白かった。そこは仕方なかろう。
第二弾“Sweet 7”での小林さんはほんのちょいとしか出てなかったので、これもそんなもんだろうと思っていたらトンデモナイ。すげー出てる出てる。喋る喋る。
三階で、個展は明日からなのに絵が描けないでいる画家。そこに間違ってやってきた内装屋。やる気を出さない画家に対し、アートが何たるかを力説する。もっともらしく適当に。
小林さんが絡むのは殆ど片桐オンリーで、だから、芝居にラーメンズのコント挟み込んだ感があるのは否めない。それはどうなのかと正直 思う。
が、キャンバスや絵筆を使って何か描く、ってことは、小林さん的にはラーメンズの舞台では禁じてそうなので、やっぱり芝居でやっている意義はあったのかなと。思わないでもない。
下ネタ ガンガンやってた。主に片桐が。すーげ面白かった。アドリブではないと思うんだけどどうだろう。小林さんの脚本ではない感じがしないでもない。
小林さんはあっちこっちのインタビューで、下ネタは必要最低限しかやらない、というようなことを言っておられるが、それは嘘だろうと常々 思っている。
だってすげーやってんじゃん下ネタ。むしろ好きだろぐらいに。ねぇ?

話としては、画家にまつわるあたりで何となくのテーマがあるのかしら? 程度。
“Sweet 7”ほど分かりやすいオチはなく、何となく尻切れトンボで終わった感じもあり。
小林さんて、何気にオチが不得意じゃないですか? てか、中身の面白さに見合ったレベルのオチをつけるのが難しそう。キレイに終わりすぎてる感がある(コントの話ね)。
面白かったけど心には響かない。
まだまだ、てトコロ。

第二弾、第三弾になるにつれ、より芝居らしくなっていると思う。
セットも、この第一弾じゃまだかなりシンプルで、ラーメンズのコント時とあまり変わらないし。
それに比べて“Sweet 7”の舞台装置の凝りようったら凄かったね。プロのケーキ屋さんに確認してもらったっていうぐらいだし。
小林さんも、方向性を見極めながら作っていってるってことなのかな。

ラーメンズに他人が絡む図というのも、そうそうないので(テレビ出ない人達だからね)新鮮は新鮮。
でもやっぱり、片桐は小林さんと絡んでる時が一番 面白いんじゃないかと思ってしまうよ。
そこはファンの色眼鏡なんだろうか。
難しいところです。
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by ling-mu.m | 2004-12-07 23:50 | ラーメンズ
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