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ちょっと怒りを発散
ラーメンズのDVDを人に貸すために引っ張り出してきたら、観たくなってしまった。
で、観てしまっている。現在進行形で『ALICE』を。
久し振りだから、ちょっと新鮮。

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ちょっと予定が狂って、また違ったものを読み始めてしまった。
若木未生『グラスハート』、ちょっと気まぐれに『AGE/楽園の涯』の短い一編を読み直して本棚に戻しに行ったら、どうしてか手が伸びてしまって。1巻『グラスハート』に。
すごーぉぉおく、久し振りに読んでしまった。

というのも、ずっと先延ばしになっていた最終巻が遂に発売されるのがそろそろだったよな、と思い出したので。
それを買って読む前に復習が必要だよな、と考えてはいたので、このところ。

しかし、それがですよ、最終巻発売が、前巻から7年も! 7年も経ってからだってんで驚きですよコレ。
しかもだな、集英社コバルト文庫でずっと出ていたのが、最終巻に限っては幻冬舎の、なんかノベルス版で出るとかいう話で。
既刊も、その幻冬舎のノベルス版で今後、揃ってはいくらしいけど。
にしたって、今アタシの手元にあるのはコバルト文庫で、そこに大きさも背の装丁も違うものを並べなきゃならんていうのは、これ、結構 辛い話ではあるまいか。

という訳で、ちょっと今日は悶々と、集英社とコバルトへの怒りを募らせておりました。

ていうか大体まず、遅筆すぎる作者がいけないんだけど、既存のシリーズ完結もさせずに新しいシリーズどんどん始めて、何とっちらかった仕事の仕方してんの? てファンとしての怒りが、まず最初にあって。
でもそれは作家個人のクリエイティビティの問題だから、あんまり口には出したくない、正直なところ。
それって読者の狭い了見のひけらかしになるし。
でもそういう思いは、確かにある。

だって、作者がもっと簡潔にざくっとスピーディに、完結させてくれてれば、こんなことにはならなかった訳で。
時代があまりにも変わって、雑誌コバルトの体質も当然 変わって、読者層もきっと変わっていて、そんな中で無理が生じた結果が、最終巻だけ違う会社で、て話な訳でしょう、おそらく。
うちのカラーじゃなくなっちゃいましたから、ていう。
あるいは編集者との齟齬とか、そういうことがあったのかもしれない。
具体的な話は全然わからないけど、要は一緒にお仕事できません、て状態になっちゃったんだろうよ。

それって、すごく読者を馬鹿にしてるよね。読者への愛がないよね、全然。
それは版元も作家も、何よりも優先して持っているべきものなんじゃないのか。
読者ありきの、てめぇらの仕事じゃないのか。違うのか。
何で読者を混乱させるような、傷つけるような仕打ちをするの。

音楽屋さんたちが、事務所変わるとかレーベル変わるとか、それと同じではないでしょう。
まず版型が変わるのが許せないし。イラストの描き手だって変わるし。
ものすごく、ファンに不親切で愛情がないよね。
誰がそれを持って本づくりしたの、今回の話は!? て、怒鳴っていいと思うんだよね読者は。
だってお金出して買うのは読者じゃんか。
そういうとこ、不誠実でいいはずがない。

何でこんなに怒るかって、そりゃやっぱり自分がこのシリーズのファンだったからで。
小学生の時から。
アタシにとっての、ひとつの原体験でもあって。
つまり、小説を愛し始めたキッカケになったような。
それぐらい、大袈裟な作品だから。
今の自分に繋がってるものだと思ってるから。

だから、怒れるんだよ。ウジウジ、文句言いたくなるんだよ。
馬鹿みたいだけど、ちょっと裏切られた、みたいな。
ガキっぽい愚痴だよ。見苦しいし、そんな体裁とかどうでもいいじゃん、要は中身だろ、て、そりゃ そうなんだけど。

あまりに、何処にも愛が、見当たんないなって思ったから。
あとは、差し出されるもんが、最後に相応しいものだったら、て、それを祈るしかない。

面白い小説を、読ませてください。
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by ling-mu.m | 2009-02-27 02:27 | 活字/漫画
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