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ベルカ、吠えないのか?
妹さんの彼氏が帰ってくれない…。
どうぶつの森やりたいし、『キイナ』も見たかったのに…。
(今、変換して気づいたけど、「キイナ」は「奇異な」なのかな)
アタシはレッドカーペット嫌いなんだよ!
うちは居間しかあったかくないんだよ!
外で遊べバカ!

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『銭ゲバ』原作本をちょっとだけ立ち読みしたのだけど、舞台は静岡じゃなくて長野だった!
Wikipediaに静岡って書いてあったの丸呑みしちゃった! 危険!
で、だいぶ変えて肉付けしてんだな、ていうことが分かりました。

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本題。
古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』を読了。
これは時間をつくって一気に読んでしまうのがいいなぁ、と思いました。
結構、忘れると混乱する。

イヌの、軍用犬の話です。
二十世紀は戦争の時代、そして軍用犬の時代だと語られます。

アメリカとソ連(ロシア)と中国と。そして日本と。
その中で翻弄される、ある血を受け継ぐイヌたちの物語。
イヌ紀元ゼロ年は、スプートニク2号にイヌが、ライカが乗ったその時だと語る。
そして物語はそこから、いや、実はそれ以前から、始まる。始まっている。

現在と、現在に連なるイヌの系図の過去と。
ふたつが順番に明かされながら、やがて現在と過去が邂逅する。
その場面には戦慄が走る。

日本が軍用犬を育て使う力に長けていた、なんて知りませんでした。
というか、軍用犬という存在に注目したこともなかった。
小説が、どこまで本当か分からないけれど、二十世紀の戦争においては、非常に重要な戦闘集団だったようです。


いやぁ、静かに興奮しながら読みました。
ページめくる手が止まらん止まらん。
この人の持ち味であろうスピード感が、体感できる。
そして不思議と読みやすいんだなぁ。

しかし、その持ち味を生かすためなのか、ここはもうちょっと丁寧に語られたい、と思うところまでもズンズンと進んでしまって、それが、残念。
「持ち味」として納得できる域をわずかに超えて、小さくても確かな不満が募る。
ここ、ここをもっと語って欲しいんじゃないですか! ていうところが、いくつか。
残念だなぁ…。
これは、ミスじゃないかな、と思うんだ。
もっと量が多くても、分厚くても、読むもんなぁ。読ませる力があるのに。
もったいないなぁ、と思いました。

でも、面白かった! すごく!


で、さぁ次は『聖家族』っと思ってたのに、最寄りの本屋に置いてませんで…。
帰りの電車で読むものがなかったので、同じく古川日出男『サウンドトラック』上下巻を買いました。
これも楽しみになるオープニングで…。むふ。

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by ling-mu.m | 2009-01-21 23:04 | 活字/漫画
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